BMCは何の略ですか?
Bio-Medical Curriculum(バイオメデイカル・カリキュラム)の略です。
バイオメディカル・カリキュラム(BMC)とは何ですか?
医学部で学ぶ主な知識を系統的に学べるようスケジュールされた、1年コースの公開講座です。約50年の歴史と大学病院との連携が実現可能にさせた、ユニークなカリキュラムとなっております。動物実習や病院見学をはじめ、医工連携の最新の実習も用意されているのが魅力です。
資格取得はできますか?
資格の取得はできませんが、日本語、英語版の認定証2枚が授与されます。修了証明書の発行も可能です。
受講するのに必要な資格や条件はありますか?
受講に必要な資格はありません。工学部、理学部、薬学部、農学部等の修了者またはこれと同等以上の能力を有する方が望ましいですが、ご本人のやる気が一番大切です。
どんな講師が講義するのですか?
東京女子医科大学の医学部や先端生命医科学研究所の他に、他大学・病院・研究機関・企業から先端医学、バイオメディカル分野において第一線で活躍されている約140名の講師を迎えております。学内外を問わず専門家を広く網羅し、受講生がこれらの講師と親しく接する機会を提供しています。
受講生の年齢層やバックグランドは?
入社後間もない方から重要なポストについておられる方まで幅広く受講されています。バックグランドも多種多様で、理系業種に限らず、金融や出版など様々な方が受講されています。ほかでは得られない素晴らしい異業種間交流の場となっています。
講義日は決まっていますか?
原則として、木曜日午後(13時30分~17時50分)と土曜日(9時40分~16時20分)に講義を行います。ただし、実習や見学は施設や講師の事情により他の曜日、異なる時間帯になることがあります。
試験はありますか?
基礎医学のみ試験を行います。
解剖学、病理学、生化学、法医学、生理学、微生物学、薬理学、外科学概論、内科診断学など。
長期のお休みはありますか?
夏休みと冬休みがあります。夏休みは1か月、冬休みは約18日間です。
出張等で講義に出られない場合は休めますか?
欠席届のご提出をお願いしております。ただし、授業、実習の補講等はできませんのでご留意ください。
出張等の場合は欠席扱い、慶弔の場合は出席扱いになります。年間を通して欠席がない方には皆勤賞が授与されます。
未来医学セミナーとは何ですか?
受講生と先端生命医科学研究所教員でグループを組み、月に1回開催するゼミです。具体的には、30年後の未来医療について決められた大テーマに基づき各自の研究テーマを設定し、文献調査やグループ討論を通じて新しい医学研究に関する独創的なアイデアを提案します。発表の形式は、中間発表会と最終発表会での口頭発表と論文提出です。
卒論があるようですが論文指導等はありますか。
未来医学セミナーの成果発表がいわゆる卒業論文になります。月に1度の未来医学セミナーで議論しながら完成させていきますが、30年後の未来医療にふさわしいテーマ設定かつ科学的根拠に乏しいサイエンスフィクションにならないよう適宜教員がコメントします。また、中間発表会での口頭発表では、グループ担当以外の教員の意見、指導を取り入れることもできます。
最終発表会はどのように行いますか?
グループ紹介と1人10分程度の発表を行い、30年後の未来医療について先端生命医科学研究所教員と討論します。発表場所は、湯河原の宿泊施設で、2泊3日にわたり行います。(コロナ禍では宿泊を伴わない会議形式で実施しております)
定員はありますか?
60名です。
受講料はいくらですか?受講料の他に入会金やテキスト代など別途必要ですか?
受講料は140万円(税込み)です。(第53期実績)
受講料には、各種実習費用、テキスト代、未来医学研究会大会の参加費など講義の一環として参加するシンポジウムの参加費が含まれております。
別途必要になるのは、実習で使う白衣購入費用です。お持ちでない方は指定した販売日もしくは学内の売店でご購入いただけます。すでにお持ちの方は購入していただく必要はございません。
開講期間と申し込みの締め切りはいつですか?
開講期間は毎年10月中旬~翌年9月下旬です。申し込みの締め切りは例年7月末です。
推薦状はどなたに書いていただくのがベストですか?
人物を保証してくださる方が最適です。また、平日に講義に来られることについて職場の理解があること、また、企業としてどのような目的を以て派遣されるのか、などバックグラウンドを知るためにご用意をお願いしております。
受講料の納入期限はありますか?分納は可能ですか?
11月末日までの納入をお願いしております。分納を希望される場合はご相談ください。
講義形式は対面ですか?オンライン形式ですか?
実習や見学以外は基本的に対面で実施しております。ただし、講師がオンライン形式を希望される場合や感染拡大状況下では、オンライン形式で実施する場合もございます。また、対面講義の日でも受講生からオンライン受講の要望があれば、当該科目の講師から許可を得られた場合に限りハイブリッド形式で実施します。