お知らせ
2017年12月04日 臨床ゲノムセンターを開設しました
臨床ゲノムセンター 齋藤加代子特任教授 |
がんにおいて標的となるゲノムの変化を解析することは、その変化を標的とした分子治療薬の選択につながります。難病においては原因遺伝子を明らかにすることが、疾患管理を確実にして将来の治療および予防法につながる可能性が出てきます。このようなゲノム医学の進歩を、臨床ゲノムセンターは次世代シーケンサー用いた検査体制として整え、本学の医療施設において優れた臨床レベルとして反映させる計画です。
国民の2人に1人ががんになる時代であり、がんゲノム解析はがん治療薬の選択に重要な意義があります。近い将来、わが国ではがんにおけるオーダーメイド医療が拡がると予測され、本学もその動きに先んじた体制を整えて参ります。