足潰瘍.壊疽の治療に画期的な血行再建術と持続陰圧吸引療法(NPWT)
昨今、足潰瘍・壊疽の治療成績がよくなってきました。その要因は、循環器内科との協力による血行再建術と、持続陰圧吸引療法の導入です。
持続陰圧吸引療法は、潰瘍部をきれいにして、創部に浸出液が排出しやすい特殊なスポンジをあて、その上にチューブ置き、更にシートを被覆し、吸引器で持続的に陰圧を加え、しみでてきた浸出液を取り除く方法です。2010年度から保険適応になっています(4週間内) 。
肉芽形成が良く傷口が早く小さくなり、その後の治療も楽になります。