特徴
安全第一の診療を心掛けております。
内分泌領域では甲状腺や副甲状腺、副腎などホルモンを作る臓器の腫瘍やホルモン過剰症の診断と治療を専門としています。甲状腺癌の手術方針を決めるには癌の進行度合いを見極めることが重要ですが、なるべく甲状腺のはたらきを温存する手術を提案しています。副甲状腺機能亢進症では摘出すべき病変の位置を正確に診断することにより完治を実現しています。副腎腫瘍に対しては腹腔鏡を使った、体に負担の少ない外科治療を基本としております。また、遺伝性疾患である多発性内分泌腫瘍症やまれな内分泌癌(甲状腺髄様癌、甲状腺未分化癌、副甲状腺癌、副腎癌、悪性褐色細胞腫)なども経験しています。内分泌領域の年間手術数は約300例です。