泌尿器科の歴史

History

沿革

東京女子医科大学泌尿器科の歴史は、1962年9月に初代教授 梅津隆子のもと、それまであった皮膚・泌尿器科より分離独立したことから始まります。その後2代目教授 吉田美喜子、1987年より3代目教授 東間紘を経て、2006年より田邉一成が主任教授に就任し現在に至っています。

女子医大での第一例目の腎移植は、1971年6月に太田和夫腎臓病総合医療センター前所長が、現在の心臓血圧研究所にて執刀した生体腎移植でした。その後1972年より東間紘教授、1974年より高橋公太新潟大学教授(女子医大泌尿器科客員教授)がこれに参加し腎移植を行ってまいりました。その後、1979年4月腎臓病総合医療センターが設立され、腎臓外科、泌尿器科、腎臓内科、腎小児科、血液浄化部門の各腎臓病の専門スタッフが協力しながら腎移植および腎不全疾患の全人的管理を行っています。

年表

1926年10月
皮膚泌尿器科が内科より分離
1962年9月
泌尿器科が皮膚泌尿器科より分離独立。梅津隆子助教授が指揮を執る。
1965年4月
梅津隆子助教授、泌尿器科教授に就任。
1979年4月
腎臓病総合医療センター開設。それに伴い泌尿器科は腎臓病総合医療センターの一員になる。
1983年3月
梅津隆子教授退官し、吉田美喜子助教授、教授に昇格。
1987年1月
東間紘助教授、教授に昇格。
1987年3月
吉田美喜子教授、定年退官。
2006年3月
東間紘教授、定年退官。田邉一成助教授、教授に昇格。