医学部基礎教育学
概要
医学部の医学教育学講座、教学IR室、英語、日本語、外国語文化が合併し、医学部基礎教育学となりました。
医学部で修得すべき学力・技能・態度・文化の教育を講義と実習で行い、患者さんの気持ちを理解し、より良い医療を実践できる女性医師を育成します。
医学部カリキュラムの構築、医学教育技法および評価法の開発研究を行い、広く全国医学部で実施されているPBLテュートリアル,チーム基盤型学修(TBL)や簡易型臨床能力評価法(mini-CEX)を導入しています。本学が独自に開発した問題解決能力試験(P-SAT)も担当しています。2020年からの新型コロナウィルス感染対策として始まりましたが、これからの学修スタイル開発の一環として遠隔教育の実現にも深く関わっています。
また、医学部教員の教育能力を高めるためのFaculty Developmentを担当しています。2012年度の国際外部評価や2019年度の日本医学教育評価機構による医学教育分野別受審の際にも、本学の医学教育の充実は高く評価されました。
教育内容
基幹科目では「生体防御・免疫」、「臨床診断総論」、「臨床推論TBL」、「入門型臨床実習」、「診療の基礎実習」で新しい臨床能力教育法を実施しています。
縦断科目では「テュートリアル・TBL」、「『至誠と愛』の実践学修」、「国際コミュニケーション」、「基本的・医学的表現技術」、「AI・データサイエンスと医療」を担当しています。
選択科目では「英語(Basic Listening I, II)」「英語(Medical Discussion I, II)」、「医療英語(Medical English I, II)」、「日本語表現(看護学部)」、「初級中国語Ⅰ,Ⅱ」、「初級コリア語Ⅰ,Ⅱ」、「初級ドイツ語Ⅰ,Ⅱ」を開講しています。
研究内容
国内外の医学教育を参考に、教育技法および教育効果測定法を研究しています。シミュレーション教育技法の開発とその検証、入学者選抜についての研究も行っています。
スタッフ紹介
- 教授・センター長
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西井 明子
- 専門領域
- 医学教育学
予防医学
循環器内科学
- 准教授・臨床実習コーディネーター
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松本 卓子
- 専門領域
- 医学教育学
呼吸器外科学(兼務)
- 講師
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辻村 貴子
- 専門領域
- アカデミック・ライティング
医事法学
犯罪学
- 講師
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佐藤 明可
- 専門領域
- Critical applied linguistics
Cosmopolitanism
Postcolonialism
English Education