在校生の声
6年生
岡野 まり子さん
6年間を通して、本当に恵まれた教育体制であったことに感謝しています
本学の病院実習の特徴は、様々な手技や技能を実際に経験できることです。例えば、外科では術野に入り、模擬助手を務めます。内科では自身で患者さんを模擬診察し、プレゼンテーションします。このような実習を通して、医学書にはない具体的な課題を発見し習得していくことができます。
6年間のカリキュラムを通して最も良かったのは、話し合う場、教え合う場が多くあったことです。周囲に説明する能力、周りの意見を聴き議論を成熟させる能力を養う機会が豊富にあります。病院実習での患者さんへの説明や医療チームでのディスカッションを通して、その重要性を改めて感じています。
本学にはとても恵まれた教育体制があるということを6年間を通して実感しています。医師になるためには様々な能力を身につける必要がありますが、本学ではペーパーテストでは測ることのできない議論・意思伝達・研究・コミュニケーション能力に至るまでしっかり習得することができると思います。
私の一日
- 6:00起床
- 8:00自習
- 前日の実習内容の復習、自作のまとめノートの暗記などを行います。
- 9:00病院実習
- 女子医大病院をはじめ、他大学の病院や様々な診療科を4週間ごとに実習していきます。
- 12:00昼食
- お昼は基本的に友達と食べますが、先生方と御一緒させていただくこともあります。
- 13:00病院実習
- 17:00自習
- 一日の実習内容を復習、明日に備えます。また、国試対策のビデオ講座を見たり、国試の過去問を演習しています。
- 20:00夕食
- 21:00趣味の時間
- 週に1回の社交ダンスや、録画している好きなTV番組を観たりしています。医療系ドラマは真剣に見入ってしまいます。
- 23:00自習
- その日、気になったところを重点的に学習します。
- 24:00就寝
4年生
竹内 緑さん
勉強とクラブ活動・国際交流など、自分のやりたいことと両立できます
女子医大の魅力のひとつはとても勉強しやすい環境です。
知識を効率良く吸収できるカリキュラムが組まれているだけでなく、問題抽出とその解決に向かうプロセスを学習する機会が多くあります。テュートリアル教育では課題について少人数のグループで検討し、講義や自己学習で学んだ知識をツールとして使いながら、問題を発見し、解決していく能力を養うことができます。
3年生では学生全員が学内の基礎・臨床教室・研究所から配属先を選択し、研究を行う機会が設けられています。学生一人に対して指導担当の先生が1対1で丁寧に指導してくださるので、初めての研究ではありましたが、自分で決めた研究課題を自ら解決し、新しい発見をする楽しさを学ぶことができました。また自分の進路を考える機会にもなりました。このように座学だけでなく、実際に臨床現場や研究現場に出入りし、医療スタッフや患者さんと向き合える場が多く用意されていることも女子医大のカリキュラムの魅力です。
受験生の皆さんの中には、入学後の勉強に不安を感じる方もいるかもしれません。しかし女子医大のカリキュラムをしっかりこなせば自然と医師として必要な知識や能力が身に付きます。そしてもちろん勉強だけでなく、クラブ活動や課外活動、国際交流の機会も沢山あるので、とても充実した学生生活が送れます。勉強と自分のやりたいことを両立できるところも女子医大の魅力です。
私の一日
- 7:00起床
- 9:00講義
- 11:30お昼
- 友だちと近くのお店に食べに行くこともあります。日替わりの学食メニューも、ヘルシーで美味しいです!
- 12:30講義
- 16:30自由時間
- レポートなどの課題は、この時間を使って取り組みます。課題がない時は部活の自主練をしています。試験前は友だちと一緒に勉強する時間です。
- 18:00部活
- 水泳部とBallroom dancing部に所属しています。毎週身体を動かすことで、体力作りの場にもなっています!部活は試験1ヶ月前からオフになるので、そこからは勉強モードです。
- 20:00趣味の時間
- 週に2回、社交ダンススクールやダンスサークルに通っています。学内の部活動はもちろんですが、学外のコミュニティーで活動するのも楽しいです!
- 22:00勉強
- その日の授業の復習や試験勉強に当てています。
- 1:00就寝
3年生
岩下 瑶子さん
解剖の授業を経たことで、医学生としての自覚や覚悟が生まれました
3年生までの授業の中で最も印象的で、影響を受けた授業は2年生の4月から7月にかけて行った解剖の授業・実習でした。解剖実習の前と後では知識の面でも心の面でも大きな変化がありました。実習が終わって随分経った今でも、実習の重要さを実感しない日はありませんし、御献体して下さった方々への感謝の気持ちで日々いっぱいです。女子医大では解剖実習の前の時間に、その日の実習内容の講義があります。分かりやすく図の豊富な実習書を用いながら、先生にじっくりと丁寧に教えて頂いたことで、イメージを一人一人しっかりと掴んでから実習に臨めたことがとてもその後の実習に活きました。また実習時間をたっぷりと用意して頂いたこと、実習中も先生方が常に巡回され、分からないことをその場でご指導頂けたことで、とても充実した実習を毎回行うことが出来ました。
現在、画像診断の授業では解剖の知識が頭に入っていると格段に理解が増し、臨床医学はもちろん基礎医学に至っても、解剖学の知識は非常に密接に関わり合っていることを感じています。精神面では、解剖の授業を経たことで医学生としての自覚や覚悟が生まれました。解剖学の先生が納棺の際に仰っていた、それぞれの御献体は私たちの一人目の患者さんである、という言葉が今でも強く心に残っています。
私の一日
- 6:00起床
- 8:00教室着
- 講義が始まるまで英語やテュートリアルの勉強をします。
- 9:00~11:35午前の講義
- 11:35~12:30昼食
- お弁当を教室で友人と食べます。日によって部活やボランティアの打ち合わせをします。
- 12:30~16:25午後の講義
- 大学が終わる時間はテュートリアルや実習が入ることがあるため、様々です。
- 放課後
- 私は不定期な部活をしているため予定が日によって異なります。英語 の勉強をしたり、部活に出たり家で好きなことをしたり楽器の練習をするなどして過ごしています。
- 24:00就寝